【#011物語】起業して5年続けるために必要なもの・必要でないもの

Mie女性起業支援室の高原です。

気づけばもう9月。

とはいえ、まだまだ暑い毎日が続いていますね。

「今まで当たり前だったことが当たり前でなくなった、でも、外から見るといつもどおり流れているように見える日常」を過ごした6か月間でした。

起業されている方は、アフターコロナでも、ウィズコロナでも、どちらにしても「今までと同じ」では立ちいかないことを痛感しながら、変化に対応されていることと思います。

新型コロナが収束しても、きっと以前の状況と同じになることはないでしょう。

今日は、起業家の「物語」について書いてみます。

#011:物語

  1.  さまざまの事柄について話すこと。語り合うこと。また、その内容。「世にも恐ろしい物語」

  2. 特定の事柄の一部始終や古くから語り伝えられた話をすること。また、その話。「湖にまつわる物語」

…デジタル大辞泉(小学館)より

 

今年から、1ヶ月に数日、津市ビジネスサポートセンターで経営相談員をしています。

飲食店を開きたい人、整体院の経営をしている人、マッサージのお店をしたい人、新しいお菓子のブームを作りたい人、移動販売に挑戦したい人、など、様々なご相談があります。

 

創業相談は、その人の「物語」を丁寧に聞くところから始めます。

どういう人生を生きてきて、どういう理由でその挑戦をしたいのか?

何がきっかけとなったのか?背景にはどんな体験があるのか?

その点を、ご本人と一緒に確認して、ご本人の言葉にしていただくことが起業の第一歩です。

 

「物語」は「興味」と「共感」を生みます。

集客に困っている人は特に、先に伝えるべきは、商品・サービスではなく、その人自身の物語なのだろうな、と思います。

そして、このコロナ禍で、また新たな物語がたくさん生まれているでしょう。

 

7月末に三重で初めて開催した女性起業家のワークショップ「ミニJ300」でも、色鮮やかな物語があちこちで話されていました。

女性たちのパワーとアイデア、そして初対面でもまっすぐにアドバイスし合える学び多い機会となりました。

 

皆さんはいかがですか?

興味や共感を生むような「物語」を語れますか?

新たに生まれた「物語」を人に伝えていますか?

 

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テーマ:第5回 wiz:LAB(ウィズラボ) 『思考(志向)の整理は出来ていますか!?』

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