【開業の話】「妄想」と「勢い」と「目の前のことをこなす」が起業を成功させる

社会保険労務士 高原祥子

「プレゼントクッキーのkurimaro」を経営しているクッキーデザイナーの栗田こずえさんとお話する機会がありました。
栗田さんのお店は、桑名市の寺町商店街にある「くわなまちの駅」の中にあり、かわいらしい動物たちのクッキーがにぎやかに並んでいます。
お菓子作りへの思い、材料へのこだわり、動物たちへの愛、クッキー型をアルミ板から作ってしまうほどのクッキー作りへの情熱など、聞いていてわくわくしてしまうお話ばかりでしたが、その中でも、私は次の3つの言葉に注目しました。
「いつも妄想しています。」
「最初は勢いで始めました。」
「目の前のことをこなしていたら、今のスタイルになりました。」

これらの言葉から、起業してビジネスを続ける上で大切な3つのポイントがみえてきます。

①考え続けること
起業してビジネスを継続できている人は、起業前も起業後もいつも考え続けています。仕事に関係のないことでも、「こうだったらいいのにな。」「こんなことしたら楽しいかな。」「これをすると喜んでくれる人がいるかな。」と考えていると、新しいアイデアがたくさん生まれてきます。

②まずは一歩動き出してみること
起業したいけど始められない人の多くは、ビジネスの内容を考える、計画を立てることにとても長い時間をかけている傾向があります。しっかり準備して始めることは大切ですが、準備に時間がかかりすぎている人は、とにかく一度始めてみてはいかがでしょう?
思ったように進まなければ、すぐに計画を変更してもいいのです。
③動き続けること
目の前のことを「こなす」ためには、目の前に「すること」がなければなりません。

どんな小さなことでもいいので、あなたのビジネスを知ってもらうため、お客様に商品・サービスを選んでもらうために、一つずつ「すること」を決めて、一つずつこなしていってみましょう。
常にアンテナを張り、一歩動き出してみて、動き続けていれば、あなたのビジネスはあなたが思っていない広がりをみせるかもしれませんよ。

プレゼントクッキーのkurimaroさんWebサイト